NHKBSで『スティーブジョブズの子供達』という番組をやっていた。
番組の内容自体はそれ程面白くはなく、2005年にスタンフォード大学で彼のスピーチを実際に聞いた卒業生のその後を追った番組だった。
その番組の最後で、2010年6月にスティーブジョブズが質問に答えている場面がある。
大分やつれたJobsの顔つきと言葉が心に刺さった。
質問者が『2005年のスタンフォード大学で行ったスピーチに、今つけ加えることはありますか?』と聞いたのに対し、
そうだな、よく分からないが、と続け、次のように彼は答えた。
『多分、もっと大きな声話すだろうな。人生はもっとはかないと今は思うから』
"Probably I will just turn up the volume of it. Because, the last few years have reminded me that life is fragile".
人生にチャレンジする意思を持つ若者には、ジョブズのスタンフォード大学でのメッセージは、本当に刺さると思う。死を間際にしても、それに加えることは何もなく、より強く訴えかけたい、というJobs。それくらい、一言一言大事なスピーチだと思う。
コメント