Peter Thiel is providing an option to the young under 20, "entrepreneur as an alternative path" for their carrier instead of going to university.
Paypalの創業者であり、Facebookへの最初の出資者でもある、天才投資家ピーターティール。
最近は大統領選挙でドナルド・トランプを支持し、自身がゲイであることも公表。なかなかテックシーンを賑わしていますねw
彼が行っている事業の一つ、ピーターティール財団というのがあります。
20歳以下の科学者、エンジニア、起業家に対し、年1回1000万円程度の助成金を提供しています。
助成金を受け取った若者は、その代わりに大学に進まずに、自分の信じる事業やプロジェクトにコミットすることが求められます。
既に才能が開花しつつある科学者やエンジニアが、高い学費を払ってまで大学に進学する必要があるのか。
急騰する大学の学費に対するアンチテーゼとして、若い科学者やエンジニアにスタートアップや起業を体験させる、として始まったようです。
財団のプログラムディレクターによると、今年の応募者をみると、殆どが20歳を前にして、スタートアップの創業者であると。
つまり、元々は、20歳以下の若者が大学に行くことを選択しないで、自分の研究を続ける為の助成金であったが、今や応募者の殆どは、助成金を受け取る前に、大学に進学せず、或いはドロップアウトしていて、事業をスタートしている。
一方、大学側も、インキュベーション施設を作ったり、休学できるポリシーを作ったり、学生が大学にいながらスタートアップを立ち上げたりしやすい制度を作ってきている。若者のオプションは増えてきている、とのこと。
これからの教育がどうなっていくのか。まだまだ同財団のやり方も賛否両論あるようです。
考えはまとまっていないのですが、中学か高校生くらいまでに、リスクを軽減できるような形で、自分のやりたいプロジェクトや事業をスタートしたりすることを体験できる場を作れると良いのではないか、そんなことをぼやっと思っています。
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