Venture Beatにて、2006年半期過ぎた時点での、PEとVCのパフフォーマンス比較を行っている。
何年目に軸をとるかで異なるが、10年以上のスケールで見ると、early/seedステージのファンドが最もパフォーマンスが良い、ということが非常に興味深い。
Mega Buyout(1Bドル以上)のファンドのパフォーマンスはどの年次を切っても安定的なパフォーマンスを上げている。
但し、VentureBeatに書かれているように、short termのリターン(恐らく、1年目、5年目のリターン)には未実現益としての価値算定も含まれるので、バイアウト系のファンドは数字が良く見えるが、実際これだけキャッシュのリターンを実現している訳ではない。
したがって、VCの出資者へのトークとして、「ほらね、だからベンチャーが最後には本当のキャッシュを良いパフォーマンスで返すから」、という話も米国ではデータが正しさを証明している。
いづれにせよ、PEという業界はそれなりにうまくやってきている、というのがVentureBeatの主張だ。非常に勇気付けられるデータである。
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