2004年にマザーズにIPOした企業は、56社。そのうちIT関連ということで、以下のような切り口で22社を4つに分類してみた。
①携帯コンテンツ、版権ビジネス
着メロ、携帯ゲーム等、コンシューマから直接課金するサービスを主たる業務とする会社。映画、ゲーム等の版権ビジネス
サミーネットワークス、コネクトテクノロジーズ、GDHの3社。
②ソフトウェアソリューション
法人を顧客とし、業務系のパッケージ、システムの開発、システムインテグレーションサービスをする会社
テンアートニ、エムピーテクノロジーズ、インタートレード、フレームワークス、メディアエクスチェンジ、ジーエフ、ディオシステム、豆蔵、フライトシステムコンサルティング、9社。
③ネットメディア、EC
多くの会員を保有するサイト、インターネットメディアを運営し、広告、物販、販売代理手数料等の収益源を得る企業
ネットプライス、マクロミル、チップワンストップ、ゴルフダイジェストオンライン、ウェブクルー、ケンコーコム、6社。
④ハードウェア
携帯電話、液晶TV等の家電機器に組込まれる部品を制作している企業、製造装置メーカ等。
シコー技研、MCJ、アドテックプラズマテクノロジ、レイテックス、4社。
それぞれの設立からIPOまでの期間と、2004年12月時の時価総額を見てみると、どういう投資なら儲かったのかが、見えてきた。
平均時価総額(億円) 公開までの期間(年)
携帯コンテンツ 版権ビジネス 412 4.0
ソフトウェアソリューション 112 9.7
ネットメディア、EC 283 5.2
ハードウェア 251 14.5
続きは、パートⅡで。
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