いつも通り視点は鋭く、インキュベータの内実をフェアに書いて頂いております。
今回、経営者と投資家やメンターの関係や距離感が描かれています。
経営者と投資家のコミュニケーションや相互の意思決定は、株主総会であったり、取締役会であったり、非公式の経営ミーティング、或は、種々の飲みの場で行われるものなので、外に見えないものです。
投資家、ベンチャーキャピタルという仕事をやる上で、この経営者と投資家の関係性と距離感が、すごく大事なところ。良きパートナーであるにはどうしたらいいか、ということを良く考えます。インキュベイトファンド内でも良く議論するテーマです。
例えば、投資家個々人として仮に非常に優秀だったとしても、うまく経営者とスタンスをとれない投資家は役に立たないどころが、有害です。投資家は大きな意思決定に絡むことが多いので、その害も自然と大きくなります。
逆に、この関係がうまく構築出来る経営者や会社は、増資、IPOといった会社の武器を手に入れながら、事業成長できているように思います。
インキュベイトファンドのメンバーは、いつも100%であるとは言えませんが、投資家の役割として、経営者を徹底サポートし、会社を成長させる存在として、経営者が地雷を避け、最短で事業拡大を支援することを、常に留意して、毎日コツコツ努力しています。
しかしながら、我々も変なアドバイスや関与をすることもあると思います。そんな時でも、経営者とフェアに議論し、「本間さん、それ違いませんか」と、双方で指摘し合える関係でいたいと思います。
投資先企業の経営者の皆さん、コインベスターの皆さん、これからもよろしくお願いします!
http://diamond.jp/articles/-/40186
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