シリコンバレーのインキュベータが使っているプレゼンテーションのテンプレートが出回っているようで、皆、内容は整理されていますし、プレゼンテーションは旨いです。
まだ彼らの多くは、起業準備段階というステージであり、昼間はday jobを持っている人が多いことを考えると、事業のコンセプトメイキングは、日本の起業志望者よりもレベルは高いと感じました。
ビジネスアイデア自体は、日本で聞くようなネット系の事業モデルと大きくは違いはないのですが、ヘルスケア領域に取り組むスタートアップ、B2Bのマッチングやロジスティックス関連のソリューションが多かったのが特徴的でした。
また、国籍や事業モデルの多様性だけではなく、女性起業家の比率も高い。彼女らも、女性ならではアイデアで勝負、といった視点や事業モデルでなく、普通に男性に混じってピッチしていました。
事業を成功させることと、事業コンセプトをまとめてプレゼンテーションすることは、違うものではありますが、初期の構想の筋がよければ、中長期的に会社は成長します。
クラスに参加している多様な人種の起業家が、それぞれ切瑳琢磨しプランを磨き合っているのをみて、普段仕事を持っている人向けに、事業アイデアを整理してピッチするレベルまでもっていくこと自体に意味があるような気がします。
この間、エンジニア、クリエイター、社会起業家の方と、異業種間でのアイデアジェネレーションのイベントをやりましたが、それも含めて、ここは深堀してみたい。
丁度今、ソウルに着きました。明日から、Cyber Agent Ventures KoreaのHideyuki Ebiharaさんと、こちらのゲームスタートアップを徹底訪問します!
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