今回のイベントを行おうと考えた発端は、『ネットベンチャーの解ける課題だけでなく、広く世の中の問題を考える場を持ちたい』
『違う立場のエキスパートが集まって、問題発見や解決をうまくデザインする方法を模索する機会がないか』と、2人で話をしたのが始まりです。
スタンフォード大学では、様々なバックグランドの人がコラボレーションし、ソリューションをデザインしたり、イノベーションを考えたりするる、デザインスクール「d.school(Institute of Design at Stanford)」というものがあります。
中嶋さんご自身も、東京造形大学メディアデザインで講義を持っていて、学生にイノベーション思考を教えているようです。
2人で、デザイナー、エンジニア、ブロガー、社会起業家、起業家、投資家を約20名、独断と偏見にて招待させて頂き、ワークショップにご参加頂きました。皆さん、何らかのエキスパートで実際にアクションを起こしていたり、意見を発信している方ばかりです。
まず、皆さんに、自分の考える世の中のIssue(課題)やShift(変化や転換)を発表してもらい、それを共有。それから議論していく、という形式でした。
Issueとしては、子供の教育、会社も政治も世代交代が起きない、脳認識によるよりスマートなコミュニケーション、美味しいものが多く太り過ぎる、等々、各人各様。Shiftも、メーカーズ系の話、移民、シンガポールの話、といったことが挙りました。
全くバックグランドも違う人達で、今回皆初対面にも関わらず、参加者の皆さんが、積極的に考え、発言し、コラボレーティブな議論に発展させていくプロセスが、非常に面白く、知的に刺激な体験でした。
まだフレームワークも不完全で進行も不手際が多かったので、そこは反省点として、順次改善していきたいと思います。
ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。中嶋さんと来週飲んで、より良いフレームワークについて、議論を深める予定です!
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