昨日、3月24日・25日と開催される、第3回インキュベイトファンドのキックオフミーティングが行われた。
gumiの国光さんに登壇してもらい、『グローバルベンチャーを目指すための、起業家の持つべき視点』について、私がモデレータとなり話をしてもらった。 ある程度は予測されたことではあったが、しょっぱなから国光トークが炸裂した為、用意した質問のうち、3つしかこなせない、という流れになった。
しかし、4年前の起業から今の事業ステージ(社員数約160名)になるまでの、彼の考え方や想いは大いに話してもらえたように思う。 懇親会でも、その後こちらへもらったフィードバックも、国光さんの話に感動した、すごく揺さぶられた、という声が多かった。それだけ、今彼のように、ビッグマウスで突き抜けられる人が少ないということなのだろう。
2人で改めて対談すると少し照れくさい感じでスタートしたが、私の中で印象に残った点を挙げてみる。
・会社運営は漫画の『ワンピース』のようなもの。チームメンバー個々人が違った目標を持ちながらでも、チーム全体で一つの共通のものを探りにいくプロセスだ。
・シリコンバレーのように、スタートアップのファイナンスにConvertible Bondとか本当に使う意味があるのか。日本の投資契約は十分にシンプル。
・いい共同創業者を見つけられるかはほとんど運。多くのスタートアップでは、自分の周りにいる人で一緒にやってくれる人が共同創業者になっている。自分がイケテいる大学、会社、コミュニティに属しているなら、その時周りにいる共同創業者は優秀であり、その後会社が成長しても活躍してくれる可能性が高いだろう。
後半の部では、コミュニティファクトリーの松本さん、コーチユナイテッドの有安さん、ビヨンドの一谷さん、とインキュベイトファンドの和田で、新規サービス開発のセッションを行った。
皆さん、年齢は30歳前後であるが、数年スタートアップ経営をしているせいか、ネットサービスの立ち上げや会社運営に関して、経験豊富でいろいろと苦労と計算を重ねていることが感じられた。ちょっとこちらが焦るくらいしっかりしている。
その後、第2回のキャンプ生4社がピッチ。『Ietty』、『ブライトテーブル』、『MUGEN UP』、『Whytelist』。既にベータ版をサービスリリースしユーザがつき始めたところもあり、各社確実に進捗している。
国光さん、松本さん、有安さん、一谷さん、参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
第3回キャンプ、キックオフイベントは無事終わり、更に応募者を2月末まで募集しています。チャレンジしたい起業家や起業候補の方は、是非ご参加待っています!
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