なぜ偉大な会社は不況期に生まれるのか。振り返って並べてみると面白い。
以下、ブログVC confidentialより抜粋加工。
①The panic of 1873
1873年から1895年のウィーン株式市場のクラッシュ後の不況。このときにフォーチュン500の多くの企業が生まれている。Eli Lilly、IBM,、Merck、Hershey's、 Gillette、Alcoa、J&J、Chevron、GE、AT&T、Abbott、Coors、Johnson Controls、 Bristol-Myers 、PPG等。
②世界大恐慌(1929-1939)
この時期の株式市場は90%近く下落し、失業率は30%に至っている。その中、Texas Instruments、HP、20th Century Fox、United Technologiesが生まれている。
③オイルショック (1973-1976)
この時期の株式市場は50%近くに達し、インフレ率は10%へ向かった。この時期にMicrosoft、Genentech、 Appleが創業。PCとバイオテクノロジー革命はこの時に始まっている。
④1980年代初頭のバブル崩壊(1980-1982年)
不動産利回りが21%に達した後のクラッシュ。Sun、E*Trade、Autodesk、Adobe、BMC、EA and Symantecが作られた。
なぜそうなるのか。ベンチャーキャピタリストは以下のように考える。
Dogs Will Try New Dog Food
犬が新しいドッグフードを試す。良い時は人々や会社は、従来のやり方を変えたがらないが、緊急時は新しい違った方法を試さざるを得ない。
Take Care of Darwin
ダーウィンの思想を大切にする。優れた起業家は、資本の効率的な利用と顧客のニーズを満たすことに異常な注力を示す。これらの規律は不況期に強化され、良い資質のみが生き残る。
Power of an Equity Culture
エクイティカルチャーの力。不況時は貸付が容易に得られない。スタートアップは株式中心の文化であり、バイアウトは貸付の文化である。スタートアップ企業は貸付が得られない不況時も生き残ることができる。
Weak Gazelles are pruned
弱いガゼルは除かれる。生き残れる企業が、合理的な価格、高い利益率、低いコスト構造を享受できる。
以上。原理原則は理解できる。日本ではどうなのだろうか。考えさせられる。
That is some exhilarating stuff. Never knew that opinion could be this assorted.
投稿情報: モンクレール アウトレット 本物 | 2012年12 月18日 (火) 03:07