Steve Jobsのスピーチに続き、有名なスピーチを紹介。
セオドア・ルーズベルト大統領が、1910年にパリのソルボンヌ大で行ったもの。「The man in the arena」です。
セオドア・ルーズベルト大統領は、1901年に42歳で第26代のアメリカ合衆国大統領になり、日露戦争調停(ポーツマス条約)を手腕を発揮。その成功から、ノーベル平和賞を受賞している。
当時とは時代環境も違い、平和な日本ではなかなか、こういった気持ちにならないかもしれないが、経営者や今挑戦すべき何かを持っている人は、結構共感できる部分もありかな、と思う。
以下、有名なフレーズ。
"It is not the critic who counts; not the man who points out how the strong man stumbles, or where the doer of deeds could have done them better.
批判(者)はどうでもよい。つまり人がどれだけ強く躓いたか(強い人がどうしくじったか)、行動力のある辣腕の人にやらせたらどこがもっとうまくできたか(実行の人ならもっとうまくできただろうとか)、粗探しはどうでもよい。
The credit belongs to the man who is actually in the arena, whose face is marred by dust and sweat and blood; who strives valiantly; who errs, who comes short again and again, because there is no effort without error and shortcoming;
名誉はすべて、実際にアリーナに立つ男にある。その顔は汗と埃、血にまみれている。勇敢に戦い、失敗し、何度も何度もあと一歩で届かないことの繰り返しだ。そんな男の手に名誉はある。なぜなら失敗と弱点(欠点)のないところに努力はないからだ。
but who does actually strive to do the deeds; who knows great enthusiasms, the great
devotions; who spends himself in a worthy cause;
ところが常に完璧を目指して現場で戦う人、偉大な熱狂を知る人、偉大な献身を知る人、価値ある志のためなら自分の身を粉にして厭わない人…
who at the best knows in the end the triumph of high achievement, and who at the worst, if he fails, at least fails while daring greatly, so that his place shall never be with those cold and timid souls who neither know victory nor defeat."
結局最後に勝利の高みを極めるのは彼らなのだ。最悪、失敗に終わっても少なくとも全力で挑戦しながらの敗北である。彼らの魂が眠る場所は、勝利も敗北も知らない冷たく臆病な魂と決して同じにはならない"
訳文は、Techcrunchから引用。()は筆者訳。ICQ等を共同創業したイスラエル人Yossi Vardi氏が、スタートアップの討論会で使ったようだ。
太字は私が好きな部分。arenaに入らなければ、victoryもdefeatもない。arenaに入ることで、何かを得る。
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