Jeff BezosとAmazonの創業ストーリー、"the everything store:" を読む。
いろいろと具体的なデータやエピソードが載っていて面白い。コマース系のサービスをやっている人にはお薦め。
Amazonのようなモンスター企業の初期の成長に、どう投資家がドライブをかけたのか。AmazonのJeff Bezosと、KPCBのJohn Doerrの出会いの部分が、投資家である自分には刺さったので、超意訳抜粋。
*初めてのVCラウンドは、10Mドルのバリュエーションでネゴシエーションを開始。その当時の売上は15.7Mドル、マイナス5.8Mドル。General AtlanticとKPCBが投資のオファーをする。結局KPCBのJohn Doerrが、バリュエーションを引き上げ、60Mドルで、8Mドル出資、株式の13%取得。当初はジュニアメンバーをボードに入れようとしたが、BezosがJohn Doerrがボードに入ることを要求する。
*このラウンドが、Amazon.comの事業の方向性を決定づける一つの契機になっている。当時のJohn DoerrはネットスケープのIPOによって、インターネット業界の将来に賭けていた。そのような投資家とJeff Bezosの情熱が、うまくかけ合わさり、今までコツコツとやってきたAmazon.comも、事業の拡大へのスイッチを入れた。
*KPCBからの資金は、起業家のステロイドのようなものであった。Jeff bezosは事業への確信を更に強めた。その後、AmazonとKPCBの新しいMottoは、”Get Big Fast”(最速でデカくなる)となった。
http://www.amazon.com/The-Everything-Store-Bezos-Amazon-ebook/dp/B00BWQW73E
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