物理的に東京から離れた時間が増えたことで、Skypeやフェースブックビデオで、経営者や起業家との定例ミーティングを行うことが多くなりました。
もちろん顔を合わせて仕事する意味合いは大きいので、月に1回以上は東京に来てFace to Faceでのミーティングを行いますが、1対1のミーティングであれば、Skype等でもかなりの精度でミーティングを行えている実感があります。タクシーや地下鉄で移動する時間が少なくなった分、会議の回数は増えて、逆に経営者と考え方をすり合わせたり、戦略的な議論をする時間が増えました。
昔シリコンバレーのベンチャーキャピタルは、車で10分の距離でいける会社にしか投資しない、という話を良く聞きました。スタートアップは製品のリリースや資金繰り等、緊迫したシチュエーションが多いので、物理的に近くにいて一緒にやるもの、という考えからです。しかし、そのような投資家のスタイルも、80年代、90年代のスタイルかもしれませんし、個人的にはそれにとらわれる必要はないと思っています。
物理的に一緒に過ごす時間、ネット上で一緒に過ごす時間。フェースブックやSkypeといった偉大なテクノロジーによって、LCCのような格安の航空会社の登場によって、起業家や経営者、ベンチャーキャピタリストの働き方も徐々に変わっていくような気がしています。
21世紀型のベンチャーキャピタリストの姿を模索し、自分自身ビジネスマンとして、新しく、生産性の高い働き方にどんどんチャレンジしていきたいと思っています!
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