★頭の中に常に数値感が入っているのかどうか
最近の出来事から思ったことですが、自分の事業に関して、必要なKPIや数値を使った将来計画を立てられない起業家は、あまり成功していないな、と思っています。
自分の事業のKPI、それがどう動くと、将来の売上やマージンがどうなるか、ということが、いつも頭に入っていない起業家は、大体大雑把な事業運営を進めがちです。
そのような起業家の多くは、『新サービスなのだから、やってみなくてはわからないですよ、本間さん』とか、『事業運営に集中したい。忙しいので数字を作る暇がない』とか、と大抵そう答えます。
もちろん、仮説や仮定値を積み上げて、新規サービスのKPIを計算したり、将来の売上やマージンを数値化していくことが難しいのも事実ですし、不確実性も高いので、必要以上に、時間やコストをかけて作り上げることにも、意味がありません。
不確実性の高い中で、将来、この事業はどうなっていくか、どういうリスクがあるか、この辺りを、数値感をもって、事業をイメージできない起業家は、投資家や共同経営者からも理解されにくいでしょうし、成功する確率も低くなると思っています。
そんなことを思う金曜日の夜でした。
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