僕たちのファンドは、年に2回程度、シリコンバレーやサンフランシスコに出かけて、こちらの投資家やスタートアップと情報交換することにしていて、過去何回かは、投資先企業の社長と一緒に会社に出張することもあります。
僕たちは北米の会社に直接投資するファンドではないのですが、エンジェル投資がバブルなのか、北米のVCが何を考えているのか、どんなタイプのスタートアップが伸びているのか、こういったことを吸収しながら、日本でどういった投資を行うべきなのか、どういったスタートアップの支援を行うべきなのか、伸びているビジネスアイデアやマーケットなのか、を議論しています。
シードや創業期の投資を専業としているベンチャーキャピタルとして、通常我々4名のパートナーは、投資先企業の事業支援に、すごく多くの時間を使っています。その為、なかなか中長期の自分たちの戦略をじっくり考えたり、共有したりする時間が不足しがちなのですが、通常の東京での業務を離れ、本質的になにをしたいのか、するべきなのか、を考えるのは非常に意味があることです。
そしてそのじっくりと考えた戦略が、より投資先企業のいい支援の仕方につながり、ファンドに投資してくれる投資家に対してもいいリターンを上げることにつながると思っています。
引き続き、明日以降も、大いに考えて、大いにいい戦略や方法論を投資先企業や出資者にフィードバックできるよう、頑張ります。
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