本日は、NICTさん主催の大学生、高専生によるビジネスプランコンテスト『起業家甲子園』に審査員として参加させて頂いた。この『起業家甲子園』というネーミングは、セプテーニCEOの Koki Satoの発案であるが、イベントと雰囲気と合ってきている気がする。全国各地の予選を勝ち抜いた精鋭のチームが、自分の事業についての構想や実行プランをプレゼンした。
プレゼンしたのは、金沢工業大学大学院、早稲田大学、京都大学、東京大学、松江高専、奈良高専の各チームである。皆実際にリアルでサービスや活動をスタートさせていたり、デモを作ってテストを進めていたり、と自分の構想を形にしようとしてきた若者ばかりである。
各地での予選の後、プロフェッショナルコネクターのHisashi Katsuya、アーキタイプの 中嶋 淳 、サイバーエージェントベンチャーズのtajima soichi、グロービスのMinoru Imano、JigjpのTaisuke Fukunoといったメンターが、各チームへアドバイスやプランのブラッシュアップを行うところが本プログラムの特徴であり、予選に比べてプランの精度やプレゼンの力が上がったと評価されるチームが多かった。
実際、工学部、工業大学、高専出身者が多いこともあって、モノを作るベースがあるだけに、メンタリングをするとすごく伸びる実感がある。私も金沢工業大学大学院のチーム『U-moa』の支援をさせて頂いたが、皆すごく吸収力があり、デモまで作り上げてきたことに、成長を感じる。皆学生にも関わらず、サービスを作れるし、プレゼンもきちんとできるし、パッションもある。特に優秀賞を取った東京大学のチームからあふれる若さとパワーがあった。
皆これから成長をしていくのだろうか。彼らがすぐに起業する、という訳ではないだろうが、このような機会が増えていくことは、社会が多様性と柔軟性を増すことは、今の社会に必要なことのような気がする。
イベントをオーガナイズした、NICTの皆さん、 Michiko Sugihara 、お疲れさまでした!
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