ベンチャー・起業関連のブログで、有益なブログである、『Start-up lawyer』そのトピックに、いつ会社を設立すべきかという記事があった。
起業したいと思って会社をいつ作るべきか悩んでいて、知り合いのベンチャーの社長に聞いても、『もう作っちゃいなよ』、とか言う楽観的な人もいれば、『ベンチャーは大変だからサラリーマン時代に副業で軌道に載せてからやりなよ』、という人もいる。どちらも正解かもしれないし、結局はその人の納得感であると思うが、それでは身も蓋もない。
そんな人の為に、以下のチェックシートが役にたつかもしれない(抜粋)
(1) Does your startup have more than 1 founder?
あなたの会社は(あなたの他)1人以上の創業者がいますか?
Yes – 10 points (はい、の場合は10点)
No –> 0 points(いいえ、の場合は0点)
(2) Are you (and/or one of your co-founders) working on your startup full-time?
あなたと共同創業者(あなた、又は共同創業者)は、その会社をフルタイムで始めるか?
Yes –> 5 points
No –> 0 points
(3) Will your startup take longer than one year to exit?
あなたの会社は1年以内に売却するつもりがないか?
Yes –> 5 points
No –> 0 points
Maybe –> 3 points
(4) Is your startup hiring developers or designers?
開発者かデザイナーを採用しているか?
Yes –> 7 points
No –> 0 points
(5) Is your startup granting stock options or other equity compensation?
あなたの会社はストックオプションかその他の株によるインセンティブがあるか?
Yes –> 7 points
No –> 0 points
(6) Is your startup high-risk for a lawsuit?
あなたの会社は訴訟されるリスクが高いか
Yes –> 10 points
No –> 2 points
Maybe –> 7 points
(7) Is your startup seeking seed or venture capital?
あなたの会社はシードマネー、ベンチャーキャピタルを必要としているか?
Yes –> 6 points
No –> 0 points
Maybe –> 3 points
(8) Is your startup signing contracts with third-party companies for business services (not for IP creation or development)?
あなたの会社は、どこかの会社との提携や事業に関する契約がありますか?(知的財産や開発に関する契約ではない)
Yes –> 4 points
No –> 0 points
以上8問の合計得点が25点以上なら、会社を作る準備ができている、ということだそうだ。
私は、経験上フルタイムでスタートしなくてはベンチャーは立ち上らないと考えており、インターネット・モバイル・ソフトウェアビジネスをやる上では、社長がエンジニアでない場合、フルタイムのエンジニアが共同創業者にいることが必須だと思っている。あとは、強固な事業モデルであるが、これは投資家含めて議論しながら作っていけると思うし、エンジニアリングチームが強ければ、後から変更することも可能である。
なので、起業を志す人は自身がエンジニアであるか、優秀なエンジニアリングチームを共同創業者に抱えることが起業の条件ではないか、と思う。
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