最近の梅田氏の記事を読んで、本当にこの人は米国・日本のネット・ベンチャーの動きを見ているなぁ、と今更ながら関心した。
確かに、私も2003年から2004年にかけてネットの技術は日本もアメリカも大差がないように感じていた。2004年頭くらいに、クライナーパーキンス(Kleiner Perkins)やセコイア・キャピタル(Sequoia Capital)が、LinkedinやOrkutといったSNSに投資したというニュースを聞いた時、ジャフコ時代の上司とディスカッションした際、「そんなすごいかな」、といった議論をした記憶がある。
しかし、結果だけみると、やはりイノベーションはシリコンバレーから起こっている。2000年以降、Google、その後2004年にMyspace、2005-2006年にYoutube、SecondLifeが誕生している。
これらの動きは見えにくいし、実体経済に急にインパクトを与えるわけではない。しかし今度のイノベーションは徐々に静かに進行している。
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