以前、日経新聞で読んだ記事(9月16日付)。水泳の北島康介選手の言葉。
書き留めて置いたのを見つけた。
五輪で連覇の後、記者に対する答えで、以下のように答えている。
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記者:正直、負けを覚悟した瞬間はなかったのか。
北島選手:
「怖さをもって試合に臨むことはない。自分が調子が悪ければ自分の責任だし、負けを感じるスキはつくらない。一度つくったら、そのすき間はどんどん大きくなる」
「欲は重要だけれど、余計な欲は捨てないと勝負事はダメ。簡単に言えば、遊びたいとか、賞金が入るとか……。先を見過ぎてはいけない。北京でも先を見過ぎていた選手がいた。僕も相当欲はあるけれど、『メダルがほしい』という欲しかない」
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自分がやっていることに自信を持ち、先を見過ぎず、余計な欲を捨て、自分の目の前の目標に集中すること。
本年、来年と経営環境が厳しくなるベンチャー企業や投資家は多いとは思うが、勝負に望むという気持ちや心構えは、通じるものがあるのではないか。
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