インキュベイトファンド 代表パートナーのブログ（本間真彦）

Web Trend Map 2008

Information Architectsさんが発表した、Web Trend Map 2008。

地下鉄の地図形式で、一目で世界のウェブ技術、サービスがわかる。

Japan Lineは残念ながらあまり多くのサービスは掲載されていないが、米国のウェブサービス、技術を中心にかなり網羅されている。

Social Networks Lineが結構長い、感じたり、MultiplyはSNSでなく、File Storage Lineなのか、とか。

天気予報のコーナーでは、

Myspace、Yahoo、Craigslist、Economistは雨

MS、Ebay、Google videoは嵐

Digg、Flickr、Firefox、iTunes、LastFMは天候不安定

晴れは、Goolgle、Youtube、Facebook、Dataportability、Android、Twitter、Wallstreet Journal、NYtimes。

当たるか要ウォッチ。天候不安定のところが気になる。

簡易版はここ。
フルPDF版はここ。

日本の将来をイメージする

新春の株価の落ち込みを受けて、国内での景気減退の悲観論が大きくクローズアップされています。短期的に見るとなかなかこれは、と思うような題材がないのかもしれない。まあ確かに個人的にもそんな感じはします。

そんな中、すごく前向きになれるストーリーを発見。

コミュニティエンジン社のRingo氏こと中嶋さんの論文（エッセイ？）である。

彼はゲームの開発会社を経営しており、仕事を一緒にしたことはないが、昨年シリコンバレーに一緒に行ったことがある。

これから、しかも2050年のこと、ということでかなりSF調ではある。そういう感じで読んだとして、そんなのありえないよ、わからない、と言うのは簡単。

しかし、数年先すら不透明な中、これが日本の進むべき道だろう、と方向を提示している点が新鮮。

次に進むゴールが見えにくい今、貴重な発想だと思い、取り上げました。

以下、全文です。FLASH PAPERの上部バーの右側の四角をクリックすると拡大表示されます。

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1月16日付けの日経新聞でコアピープルについて触れて頂きました

1月16日付けの日本経済新聞ベンチャー欄のエンジェル投資についての記事で、コアピープルについて触れて頂きました。ありがとうございました。

創業期のベンチャー企業の育成を引き続き頑張っていきたい、と思っております。

優れた技術や構想を持つエンジニアの方、優れた企業を作りたい起業家の方、その実現のお手伝いをしたいと思っておりますので、是非一緒にやりましょう！

中国のネット事情

最近、China Internet Network Information Centreというところの中国のインターネットユーザのレポート を読んだ。なかなか興味深い。下記いくつかのデータをリストした。

＊インターネットユーザ数は1億6200万人（2007年6月現在）
＊35歳以下のユーザが80%を超える。18歳以下17.7%、18-24歳33.5%、25-30歳19.4%、31-35歳10.1%。
＊18-30歳のインターネット浸透率は34.5%。36.7％が学生（5945万人）。
＊37%以上のユーザがインターネットカフェからアクセスしている。
＊年収1000元以下の人が51.7％。
＊76.9%が都市部のユーザ。
＊34.3%がモバイルインターネット（含むPDA）を活用。
＊よく使うサービスは、ニュース、サーチエンジン、IM、オンラインミュージック、オンラインビデオ、メール、インターネットゲーム。
＊オンラインミュージックの使用率：中国68.5％US34.0％、ネットゲームの使用率：中国47.0％US35.0%

中国は日本のモバイルインターネットユーザのプロフィールに近い感じである。ニュース、エンターテイメントはネットで、と思っているユーザが多い。米国や日本に比べその分野は他に良い代替サービスが少ないことも大きいと思う。