米国のエンジェル投資家市場は、256億ドル市場(2006年)。日本円にして、約3兆1232億円。かなり巨大な市場だ。日本のベンチャーキャピタル市場の数倍から10倍規模はあることになる。
アクティブなエンジェル投資家は、23万4000人。5万1000人の起業家・会社に投資されている(2005年)とのこと。(出所:ニューハンプシャー大学の研究所)
米国はベンチャーキャピタルの活動も活発であるが、成功した起業家のプールも厚い。彼らは組織化されていて、資金量こそベンチャーキャピタルに負けるものの、経験や嗅覚で大きな強みを発揮しているものと思われる。
日本のベンチャーシーンには、エンジェル投資家は殆ど存在していない。
しかし、ちらほらベンチャーの成功者が増えるに連れて、この層は拡大していくだろう。そうなったら、日本のベンチャー、技術のイノベーションのスタイルは大きく変わるように思う。
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