ソフトウェア、ネットサービス関連で起業することの魅力とは何か。
IT系、ネット系というと、とかく錬金術のようなイメージを持つマスコミの画一的な報道や人の思い込みがあるが、そうではない。
こういう私も、ベンチャー投資を始めたばかりの頃は、ベンチャーといえばホームページ作成やサーバーホスティングをやる企業ばかり、という状況に違和感を覚えていたことがある。もう10年程前の話だ。
しかし、ベンチャーの意味を考えてみると、IT系、つまりソフトウェア、ネットを中心としたビジネスは、ベンチャーに適していると言える。
ベンチャーとは、少ない資本で、限られた時間軸の中で立ち上げられ、そして、スケールが利くビジネスである。多くの業界、ビジネスはその定義に当てはまらない。自分で考えてみてもそういう業界は本当に少ない。
お金があれば出来るビジネスは、大企業のビジネスである。スケールが利かないビジネスは中小企業である。
ベンチャーはそのどちらでもない。
Jig.jpの福野さんが、ソフトウェアベンチャーの魅力について書いている記事。まさにベンチャーとソフトウェアの親和性について書いていると言える。
この業界をもっと大事なものにしないと、と思った。
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